先週の木曜日に行った、三洋電機への独占取材。最近発表されたICレコーダをはじめ、その他マイクに関連した独自技術をたっぷりと見せてもらい、しっかり勉強してきた。どの技術も思わずうなってしまうほど素晴らしいものだが、今回はそのうちから、以下3機種を紹介しよう。
まず最初に見せてもらったのは、大容量8GBのリニアPCMレコーダー『ICR-PS390RM』。Akihabara Newsでも、ごく最近紹介したばかりの新型ICレコーダーだ(
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日本では、欧州やアメリカ合衆国に比べて、ICレコーダーの普及率が圧倒的に高く、ラインアップも充実している。その背景には日本独特の企業文化がある。なじみのない人のために説明しておくと、日本では、会議やカンファレンスの録音を奨励、または義務つける企業が多い。後日書類としての会議録を作成したり、音声データとして保存しておいて、関係部署全員に情報の共有徹底を図るというわけだ。
次に登場したのは、新世代型のワイヤレス集音機能付きマイク (W300)。この製品が開発された当初の目的は、ICレコーダーの集音範囲を拡大することだという。写真を見てもらえば一目瞭然。ワイシャツのポケットに入れても邪魔にならない、超軽量・超コンパクトボディが特徴で、見苦しいケーブルやアンテナもないから、壁付けしても実にスマートで目につかない。しかも、なんとこのワイヤレスマイク、集音範囲は最大30メートルをカバーするというから脱帽モノだ。
実際にUHFマイクを使う機会のない人にはピンとこないかもしれない。僕の名誉をかけて断言する、これはスゴイ。
そして締めを飾るのはスリーウェイピンマイク (HM250)。ぱっと見たところ、なんの変哲もないごく普通のピンマイク。集音効果を高めるために「右」と「左」両方向から録音できるよう二つのマイクで構成されている。そのうちの一つを耳に当てると…他人からみるとまるでウォークマンを聴いているようにしか見えないのに、実はマイク。そのまま受話器をかざして電話すれば、電話での会話を一部始終録音できてしまうという、スパイも真っ青の新開発だ。スゴイだろ? さて、残りのもう一つのマイクはどうしてるのかって? もう片方の耳にはめてみよう。どこからどうみてもごく普通のヘッドホンにしか見えない。ところが、自分の声はもちろん、周囲の会話やその他の音を全部拾って録音してしまうというわけ。しかもサラウンド効果も再現し、まるでハリウッド映画なみの効果を発揮。どう見ても音楽を聴いているとしか思われないから、誰からも疑われることなく、堂々と録音ができてしまうというわけだ。これ、絶対すごいって。僕とDavidのイチオシはこれ! 完敗!
