パナソニックには、世界初となるBDプレーヤー用の1チップ信号処理LSIを開発したと発表した。これは、簡単にいうと、ブルーレイディスクから信号を読み出すフロントエンド部と、AVデータに変換するバックエンド部を統合したもの。同時に、 これまでの実装面積よりも小さいため、消費電力化にも成功している。
もちろん、BD・DVD・CDといった各種メディアや、MPEG-4 AVC/H.264・VC-1にも対応する。
詳細は以下のプレスリリースを参考にして欲しい。
『松下電器産業(株)は、ブルーレイディスク(BD)の最新規格※1に対応し、ディスクから信号を読み出すフロントエンド部[1]と、AVデータに変換するバックエンド部[2]を統合した、BDプレーヤー専用の1チップ信号処理LSI(品番:MN2WS006)を世界で初めて開発し、2008年 6月よりサンプル出荷を開始します。
【効果】
本製品を使用することにより、ブルーレイディスクの最新規格※1に対応したBDプレーヤーを小型かつ低消費電力で実現できます。
【特長】
本製品は以下の特長を有しております。
ブルーレイディスクの最新規格※1を完全にサポートし、映像の2画面同時再生や高品位音声再生、ネットワーク対応等の機能を1チップで実現
最先端微細プロセスの採用による信号処理部の1チップ化により、実装面積を当社従来比約50%削減、消費電力を当社従来比約25%削減可能
当社独自の新世代UniPhier®※3(ユニフィエ)プラットフォームの活用により、ソフトウェアの機能向上に短期間かつ高品質で対応可能
【内容】
本製品は以下の技術によって実現しました。
BD、DVD、CDの各メディア、MPEG-4 AVC/H.264[3]やVC-1[4]等の各種映像再生、ロスレスコーデック[5]に対応した高品位音声再生、および、HD映像を含む2画面同時再生を可能にする、マルチ規格AVデコード技術と、3次元/曲面描画にも対応した高機能・高速グラフィックスエンジン技術
45ナノメートル プロセスの採用によりLSIを1チップ化するとともに、外付けメモリ数と合わせ、当社従来比で主要半導体を約45%削減する、メモリ統合化技術
BDレコーダーからソフトウェア資産を約75%活用し、機能向上部分に集中開発することにより、トータルの開発効率を当社従来比約3倍にする、新世代UniPhier®※3プラットフォーム技術
【従来例】
従来のBD向けLSIでBDプレーヤーを構成するためには、フロントエンド部のLSI、バックエンド部のLSIが必要であり、さらに外付けメモリ7個が必要でした。今後、BD市場は急速に立ち上がることが予想されるため、高機能化とボリュームゾーン対応を実現するためには、信号処理部の統合化が求められていました。
【実用化】
サンプル出荷開始 : 2008年 6月 サンプル価格 :(数量応談)』