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FUJITSU FMV-U8240:富士通のUMPC、FMV-U8240との3日間

Posted on 2007-06-01 03:26:00  |  by: Daimaou  |  Reader Comments 0 Comments
Tags: FUJITSU, UMPC

Product Name: FUJITSU FMV-U8240
Company: Fujitsu
Rating: 8

富士通のUMPC、FMV-U8240との3日間

パソコンが登場してからというもの、メーカーも技術者もそしてとりわけ消費者は、新しい製品がでるたびに更なる小型化を求めてきた。可能なかぎりの機能を詰め込んで、さらにコンパクトにさらに実用的に。

今、UMPC、いわゆるUltra Mobile PCがさかんに取りざたされるようになっているが、このタイプの製品はけっして新しいものではなく、例えば東芝などからもLibretto 50/70/100が、ソニーからもVaio UXなどがこの小型PCの分野でリーダー的な役割を果たしていた。それらのパソコンが、一部の消費者、別の言い方をすれば先見の明あるオタクのものだったとしたら、この分野にマイクロソフトの“スタンダード”なUMPCが登場したことで状況は変わった。商品のヴァリエーションが増え、900ユーロから12000ユーロで手に入るようになったのだ。各メーカーがしのぎを削るこの市場で、これまで富士通はしばし休憩といった感で、UMPCといえるのはわずかにFMV P70を出すのみだったのだが、今回の新しいFMV-U8240は、そのフォルムと軽量化、コンバーチブル型のタッチパネルでまさにキラーな商品に仕上がっている。


FUJITSU FMV-U8240 - Video
(DivX 6 HD 720p Direct Download "Right click, Save as…")
FUJITSU FMV-U8240 - Video
(DivX 6 HD 720p Torrent "Right click, Save as…")
FUJITSU FMV-U8240 - Video
(DivX 6 HD 720p, Hosted by Stage6)


<プレゼンテーション>
下に掲載した仕様表を見てもわかるように、このFMV-U8240は最新技術を詰め込んだうえに超小型の171x133x26.5ミリ、580gだ。この時点で、このUMPCはコンパクトさで輝いている。CPUはIntelではあるが、CentrinoでもCeleronでもなく、ただのA110、これは試したことがない。RAMは512MBか1GBを選べるが、これはXPでは最適でも、Vistaを使うには軽すぎるのではないか。ハードディスクは20GBか40GBが選べ、やはりVistaにはかなり“ライト”だろう。最後になったが、グラフィックボードはIntel945GUでShared Memoryが128MB。





接続面でもよくできていて、Wifi B/G、Ethernet端子1基、USB端子1基(これは不十分)、D-SUB、Modem 56k装備。スタンド型ポートリブリケータを利用すれば、2基のUSB端子、マウス、キーボードを使えるが...マシンのUSB端子で外部DV/DVDプレーヤーとしても使える。その他SD/CF Type l/llのカードスロットも装備している。次はこのUMPCで最も重要な部分、ディスプレイについてだ!富士通はこのパソコンに5.6インチのワイド液晶を備え付けた。解像度は1024x600でコンバーチブルでタブレットPCのようにも使える。さらにこの液晶はペン入力可能なタッチパネルだ。このFMV-U8240にはもちろんキーボードがある。その小ささにもかかわらず使い勝手はパーフェクト。

<使ってみての印象>
まず、このテスト用マシンが“ファイナル”バージョンではないことを確信しておく必要があるだろう。実際、使用されている材質がすこしばかりチープなことは大目に見るとしても、回転する液晶パネルをとめている部分が小さすぎて心もとないのは見逃せない。そうは言うものの、このU8240は手に収まる感じがとてもよく、しっくりと両手に収まるのはまるでPDAやPSION 3 シリーズ(3/3A/3C/3MX)のようだ。それに短い文を親指2本で打つのも、パッドやマウスを使うのも簡単にできる。デスクで使う時には自由になった2本の手ですぐにもノーマルに心置きなくタイピングできる。実を言うと、このU8240を手にして使ってみた時にはちょっと驚いた。このモデルはVaio UXなどよりはるかに快適で満足できると言える。見たところ、液晶パネルでキーボードが隠れてしまっているが、パッドでもペンでも選択は可能だ。富士通はタブレットPCの領域では実績を持っているからよくわかるんだが、ペンの反応も正確で速いし、実際にいったん“起動”すれば反応は速いんだ。実は最初に“軌道に乗せようと”パネルを触った時にちょっとうまくいかなくて、2度タッチしないとパネルが反応しなかったんだ。これはひょっとしたら、“ファイナル”バージョンでないからかもしれない...一度作動すれば後は問題はなく、反応のすばやいパネルだ。

<性能とバッテリー>
このU8240は悪くない、確かにUXほど“シック”ではないが本物のキーボードがある。もう1つみておく必要があるのは、このUMPCが高カロリーのCPUを受け入れられるかどうかだ...確認しておくと、ここで扱っているのはCPUにCore SoloやCentrino、Celeron投入のパソコンではなく、Intel A110(800GHz)のマシンだ。XPで1GB RAMのもあるが。ビデオテストには、DivX HD/DVD、MPEG、WMVHDを選んだ。それが...おどろくじゃないか、DivXやVLCをマシンにインストールするとこのU8240は見事に処理してくれるんだ。ただWMV HDはうまくいかなかった。でも外付けハードディスクのISO DVDはしみひとつないVLCで表示されたし、DVDタイプのMPEGや720pのDivX HDも問題ない...お見事!この手のPCではWEB、WORD/EXCEL、メールがせいぜいといったところだが、ここでは720p DivX HDまで見られるとは。しかもこんな小さなマシンで!




バッテリーについて...富士通の発表では標準で4時間ということだが、実際は2時間半から3時間半だ。これはビデオ、webサイト、Wifiで違ってくる。

<その他>
富士通はこのPCについてよく考えてくれていて、写真で見るとおり、キーボードライトがついているから、機内や夜間に使うのに便利だ。おかしいと思うかもしれないが、実際、このPCをPDAとして使ったり、また暗いところでOUTLOOKに入れた電話番号を探したりするのにはとても実用的な配慮だよ。さらに使い勝手を考慮して、XPの“サイドバー”みたいなメニューが表示される。これで、PCの異なるページにアクセスするのも簡単かつ迅速にできる。

Plus:
プラス:
CPU-性能
サイズ
軽量化
キーボード
キーボードライト
人間工学に基づいた使い勝手

Minus:
マイナス:
タッチパネル(本文に詳細有)
パネルの回転部分(本文に詳細有)
材質

Conclusion:
結論:
結論として、どう言ったらいいものか?確かにこのU8240はVaio UXのようなセクシーさはないし、材質も最上ではないし、UXほどの“クラス”感もない。それでも、人間工学に基づいた使いやすさとパワーに関しては<ブラヴォー>と言いたい。というのもXP投入のこのU8240は使い勝手は抜群。今のところ、パネルの接続部分の問題とタッチパネルの起動時の問題がテスト用に使った機種に限られた問題かどうかだ。それでも、Vaio UXとU8240のどちらを選ぶかと聞かれたら...オレは迷わず富士通だね!

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