どこの国にも極め付きのGeek達がいるようにまたさまざまな技巧というものが存在する。職人の手にかかって出来上がった1足の靴だとか、木工職人の手にかかって一塊の木がその姿を変えていく過程など、努力だけじゃない生まれもっての才能をもってして完成していくかのような芸術品の前では僕自身もやはり感嘆の思いをかくせない。僕だってもう少し器用だったならその道にすすんでいたかもしれない。
芸術面にも積極的に取り組んできている電子機器業界の怪物ソニーが今回協力を頼んだのは技巧を誇る職人たち。互いのノウハウを惜しむことなくつぎ込んだその産物はやはり本物の芸術品であることはいうまでもない。
今回ソニーデザインが選んだのはイタリアロンバルディ地方の13人の匠たち。ソニーの製品が上質感があって新鮮で、なおかつ毎日使える芸術品へと生まれ変わっていく。
Sony Design "Master Craft Lombardia" Expo
(DivX 6 HD 720p, Hosted by Stage6)
Sony Design "Master Craft Lombardia" Expo
(WMVHD 720p, Hosted by Vuze)
1) 花(ハナ)
これはランプのなかに取り外しできるソニーのMP3プレーヤーを取り付けた作品でランプのサイズは選べる。 日常生活のなかでの必需品と嗜好品ともいえるDAPの融合が斬新なこの発想。いつの日か、好きな音楽と常にいられるようにDAP搭載ランプが常識になるときが訪れるかもしれない。
2) 遷(セン)
この企画の趣旨はどんな素材にでも限りなく自然にモニターをはめ込んでしまおうというもの。ここではガラスの壁との組み合わせが提案されている。あくまでも純粋な芸術作品といってもいいかもしれない。個人的にはこういった商品がもっともっと出てくることを期待したい。鏡と一体化したモニターとか、いいと思う。
3) 眺(チョウ)
これはスピーカー4台をはめ込んだ大理石の枠。(サブウーハーが少し離れたところに設置されている)音の世界にあたらしい風を吹き込む企画だ。スピーカーから出る音を大理石が反射させ新たな音質を実現しているだけでなく、枠内で反響しあう音を想像するのも楽しみ方のひとつ。この作品を通じて枠というもののもつ常識が一新するかもしれない。
4) 架(カケル)
無駄のないストイックな棚にいかにしてバーチャルサラウンドのオーディオシステムを溶け込ませるか、という挑戦。ここでみられるような類の棚って巷にあふれているようで、デザインも質感も一級品。
5) 纏(マトイ)
PCのこれからのカスタマイズのあり方の提案。Vaioのボディに本皮や織物を取り入れることによって見た目の満足をも追求する。通常使用での耐久性には不安なものの作品としての完成度は非常に高い。
6) 結(ユイ)
これはラジオ内蔵のCDプレーヤーで、金属と木を絶妙にかけ合わせたまさに芸術品。個人的には自宅のインテリアにぜひ欲しい一品。
7) 月(ツキ)
映画鑑賞にはハイビジョンであろうがなかろうがとにかくビデオプロジェクター、という人は少なからずいるはず。けれども現在出回っているプロジェクターでインテリアに溶け込むようなデザインものはまずない。そんな悩みを解消するため…かどうかは定かではないものの、このコンセプトはいかにブラビアタイプのプロジェクターをリビングのテーブルに融合させるかというもの。結果としては、なかなかいけてると思う。
8) 座 (ザ)
月とコーディネートとしてプライベートスペースを提案。ステレオスピーカー内蔵の本皮製のこのイスで心ゆくまで映画の世界に浸れる。
9) 凛(リン)
スタンディングスピーカー。音質だけじゃないその外見でも納得のスピーカー。ハイテク路線のデザインでSF映画鑑賞なんかにはぴったりくる。こんなスピーカーだったらどの家にもうまく溶け込みそう、というよりのインテリアのメインとして飾ってもいけそうだ。
10) 響(ヒビキ)・奏(カナデ)
金属とガラス素材を利用したスピーカーシリーズ