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WILLCOM D4 Sharp WS016SH:ウィルコムD4(シャープWS016SH)レビュー
Posted on 2008-06-08 10:24:00 | by: D.M |
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Tags: WILLCOM, D4, SHARP, PC, UMPC, ATOM, INTEL, CENTRINO, REVIEW
Product Name: WILLCOM D4 Sharp WS016SH
Company: Willcom
ウィルコムD4(シャープWS016SH)レビュー
ある製品のテストのため、東京都内のとあるオフィスを訪れた僕ら・・・そのオフィスがウィルコム、問題の「ある製品」とは他でもない『WILLCOM D4(シャープWS016SH)』 !!
WILLCOM D4って何だよ? なんてヤツもまさかいないだろうとは思うけれど、本題に入る前に製品自体のおさらいをざっとしておこう。ま、それが順番ってものだろう。現在開発中の製品で、世界初のインテルCentrino Atomを搭載した通信端末となる(他メーカーでも開発中なものの、正式な発表には至っていないという)。サイズ84x188x25.9mm、重量470gのコンパクト軽量ボディに、Centrino Atom Z520(1.33GHz)、Windows Vista(これが欠点といえば欠点)、HDD40GB、RAM 1GB、5インチTFT液晶ディスプレイ(1024x600ドット・タッチパネル)を搭載する。初代PSPとほぼ同じサイズだといえば、感じが分かってもらえるだろうか。
業界に大きな反響をもたらした事前発表以来、僕らAkihabara Newsとしてはどうしても実機を見たくて、触りたくてうずうず…となれば行動あるのみ、熱意には自信がある! 幾度かのやり取りの末、ウィルコム社からの了解を得るに至ったのだ(それもこれも、ウィルコム社の視野の広さ、先を見据える企業理念のおかげだと感嘆している)。こうして実現したのが、ウィルコム社内で行われた、アルファバージョンを使ってのテストデモというわけだ(もちろん、こうしている今も開発作業は現在進行形)。しかも僕らのテストに付き合ってくれたのは、実際に開発を担当しているエンジニア! 最終的にどのような製品ができあがるのかといった具体的なイメージまでつかめる、有意義なテストとなった。
手にとってみて
まず、基本的にカッコいい。アルファバージョンであるに関わらず、キーボードは違和感なくスライドするし、それでいて頑丈な感じがした。片手で簡単にスライドできるところも強調しておきたい。完全にスライドさせた状態でキーボードと本体にズレが生じることもなく、組み立て自体も実にいい仕上がりだ。普通のノートパソコンのように置くための部品もしっかりしている。これならば、シチュエーションにあわせて様々な使い方ができると納得した。
ディスプレイの画質にも感心、戸外での利用にも充分対応できるはずだ。タッチパネルの感度はどうかというと、スタイラス使用時は完璧、指で直接操作する場合にもかなり正確な反応がかえってくる(あまり速い操作をすると追いついてこない。現在改善すべき課題として研究中とのこと)。D4にはタッチパッドとマウスボタンも装備されている。実際には水平・垂直方向で距離に差があるためか、どうしても水平方向でのカーソル動きの方が速くなってしまい、今ひとつ使いにくい。正直にその点を指摘したところ、ドライバの調整で改善される問題なのでわりと容易に解決できる、とのことだった。
マシン・パフォーマンスについて
「これ、Vistaがネックなのでは?」というのがファースト・インプレッション。やはりVista自体、D4のようなUMPCタイプのデバイスには向いていないのではないかと思う。これまでにテストした、Vista搭載のソニーUX92(SSD搭載モデル)よりは速いようだけれども、それでもやはりVistaに振り回されている印象は拭えない。ビデオを見てもらえれば、僕のいわんとしていることに納得してもらえるはずだ。
ところで、今回のテストでは複数台のD4を使用している。ビデオの最初の方でデモに使っているのは、マシンの反応を検証するために、ありとあらゆるソフトのインストール・アンインストールが繰り返されているソフトウェアのテスト用モデルだ。インターフェースに関しても、写っているのはベータバージョン。例えば、ビデオではアイコンをスライドさせたりしているシーンがあるが、これは今回僕らに付き合ってくれたエンジニアが目下開発中の機能で、彼が実際に作業に使用している機材を見せてくれたため。機能によっては設定未完了のものもあり、ときどきメッセージウィンドウが表示されるのはそういうワケなのだ。
インターネット鑑賞のデモはまた別のモデルで、ソフトウェア試験用ではないので一台目よりも高性能なのが分かってもらえるかと思う。とはいえ、この手のAtom搭載のUMPCにVistaを採用するというのはどうかな、という基本スタンスに変わりはない。実際、そんな製品が未だ商品化されていないことこそがいい証拠じゃないかと思ってしまうのだ。XPで試してみたらもっと速く動いたという裏話もどこかで聞いたことがあるけれど、まんざら嘘じゃないだろう。
機能/接続端子
これが実に豊富! ワンセグチューナー内蔵、WiFi、Bluetooth対応、200万画素デジタルカメラ、ミニUSB、micro SDなどなど。そして、ビデオの中でも一度取り出して見せているけれど、W-SIMカードも装備していて、PHS通信にも対応している。なんだ、日本の中でしか使えないじゃん、なんて言う声も聞こえてきそうだけれども、今後PHSのかわりに3Gを利用するなど、別の形で発展することだって十分想定できるわけだ。

Plus:
最新技術の結晶(PSPサイズのPCといったところ)
デザイン
多彩なキーボードのポジション設定
高感度タッチパネルディスプレイ
豊富な機能
Minus:
Vista !!!
RAM 1GB
日本国内のみ対象
Conclusion:
結論
開発途中のアルファバージョンでのテストだったにも関わらず、やはり感動の嵐。これはスゴイ。大ファンになってしまった。デザインもいい。触った感じもいい。使い易い。3ウェイのキーボードポジションなんていいアイデアだし、タッチパネルの性能も申し分ない。今から最終バージョンを手にできる日が待ち遠しい(XPをインストールして比較研究だっ・・・て冗談だよ)。しかも積極的で研究熱心なウィルコムの会社理念からしても、今後D4を中心に周辺機器が発展していくことも充分に想像できる。これからの展開がますます楽しみになってきた。
ということでデモ映像、ごゆっくり。
Related Links:
Willcom D4